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タヒチ旅の目的

アラヌイ3号

Croisière unique sur l'Aranui 3 en Polynésie française
© Aranui III

アラヌイ3号は特別な船です。この全長177メートルの貨客船は、タヒチマルケサス諸島間を行き来し、貨物とともに、旅客も運びます。「南の海の馬車」とも言えるアラヌイ3号は、ひと目見ればそれとわかる形です。低い船首には巨大な金属のコンテナとクレーンが搭載され、小さい建物のような高さの船尾には優雅な通路やプール、日光浴室があります。しかしこの多目的な貨客船が特別な理由は、その外観よりも航路にあります。この20年間、アラヌイ号は、ポリネシアの海の片方の端からもう一方の端まで往復を続け、マルケサス諸島に物資を運んでいるのです。つまり、ヨーロッパと同じ大きさの海域で、タヒチから最も遠く離れたマルケサス諸島まで、20年もの間往復し続けてきたのです。

マルケサス諸島に住む約9,000人の島民にとって、アラヌイ号は単なる船ではありません。食料、物資、備品、そして観光客を3週間ごとに届けてくれる、外界との貴重な接点なのです。

旅客にとってもアラヌイ号は単なるクルーズ船ではありません。船内のアメニティーやサービスは、レストラン、フィットネスジム、図書室、快適なキャビンなど、この種類の船に通常備わっている設備と変わりませんが、甲板の雰囲気がまったく異なります。ひとたびアラヌイ号に乗れば、旅客とクルーは家族のように言葉を交わし、貴重な船の冒険を皆で共有することができるのです。

ポリネシアを超えた旅

Croisière fabuleuse sur l'Aranui 3 en Polynésie française
© Aranui III

この素晴らしい旅は、タヒチ島にある仏領ポリネシアの首都パペーテから始まります。200名の乗客を乗せると、アラヌイ号は錨を上げ、距離にして片道1,500km、14日間の海の旅に出ます。海に出て2日目には、ツアモツ諸島のファカラバ環礁の透けるように美しい海に停泊します。旅はマルケサス諸島まで続き、その間、ウアポウ、ヌクヒバ、ヒバオア、ファツヒバ、タフアタ、ウアフカの島々を経由して、15ヶ所を超える港に寄港します。

これらの島々では、そびえ立つ山、神秘的な峡谷、険しい海岸線など、他では目にすることのできない光景を目の当たりにできます。ほとんどの島では、訪れる者はアラヌイ号の旅客だけです。そのため島民の温かく誠実なもてなしは特別なものがあり、まるで久しく会っていない旧友と再会するかのように乗客と接します。11日間の楽しい日々の後、アラヌイ号はマルケサス諸島に別れを告げて、ランギロア環礁に向かい、タヒチに帰還します。旅客にとって、“現代文明への帰還”は名残惜しいものですが、特別なアラヌイ号での船旅は決して忘れることはないでしょう。

アラヌイ号のデータ

建造年: 2003年

乗客定員:200名

船長:117m

船幅:17m

デッキ:7

キャビン:85室(デラックススイート12室、スタンダードスイート10室、スタンダード63室)、および18個の2段ベッド付き大部屋1室

寄港地:タヒチ、ファカラバ、マルケサス諸島(ウアポウ、ヌクヒバ、ヒバオア、ファツヒバ、タフアタ、ウアフカ)、ランギロア

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