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群島

人間の大地、マルケサス諸島

雲を通り抜けた黄金の光線が山地の頂上を漂い、幻想的で繊細な雰囲気を醸し出す…。南太平洋に浮かぶ自然豊かな島々は、それぞれが魅惑的で忘れがたい歴史と伝統の大地です。通称「人間の大地」、マルケサス諸島へようこそ。

マルケサス諸島は地理的に孤立し、どの大陸からも最も離れた海域にあります。タヒチの北東1,500㎞に位置し、12の島から成りますが、居住者がいるのは6島のみ。ヒバオア島ではティキ像を見つけ、ここに移り住んだ画家ポール・ゴーギャンやシャンソン歌手ジャック・ブレルの足跡を追ってみましょう。2人ともこの地で最期を迎え、今はアツオナ(Atuona)墓地に眠っています。その反対側にあるタフアタ島は、現地の手工芸家が多く住む小さな楽園です。ヌクヒバでは、アメリカの作家ハーマン・メルヴィルの小説の舞台になったタイピバイ村の湾岸や谷、スコットランドの小説家ロバート・ルイス・スティーブンソンを虜にしたハチヘウ湾などが見どころです。最も雨量の少ないウアフカ島は別名「馬の島」。巨大な火山岩や石柱が島を見下ろしているのはウアポウ島です。ファツヒバ島では、世界でも有数の美しさを誇るハナバベ渓谷のバージン湾の景観を堪能できます。

それぞれが異なる魅力を持つ島々ですが、共通しているのはその美しさです。手つかずの自然が生み出す壮大な景色、独特で豊かな文化、遺産、神秘に包まれています。

この諸島全体で1970年代後半から強い文化的再生が見られます。マルケサス諸島の人々は、古来の記憶の中で息づいていた独自の歌曲、舞踊、彫刻、手工芸、タトゥーについて、自分たちの文化だという認識を再び新たにしています。渓谷では今もパフ(大型太鼓)の音が聞こえ、「ツーフナ」と呼ばれる熟練した知識豊富な職人達はますます腕に磨きをかけ、かつてないほどの数に増えています。

ポリネシア芸術の発祥の地は、世界の経済的発展から離れた、こうした起伏の激しい景色の奥深くに存在します。「フェヌア・エナタ(Fenua ‘enata)」またの名を「人間の大地」は、虚飾のない素朴で力強い世界です。

マルケス諸島は現在ユネスコの世界遺産リストの認定に向け申請中ですが、ここまでご紹介してきたことだけでもその理由がわかるのではないでしょうか?

貨客船アラヌイ3での素晴らしい旅は、島々の良さを発見するには最高の手段です。船員は湾から湾へ、この有名な南太平洋の船の到着を待つ現地の人々に物資を届ける一方で、乗客は訪れる島ごとに温かく歓迎され、その自然や文化を満喫します。

トリップアドバイザー「マルケサス諸島の旅行ガイド」のページへ

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