タヒチの美しい青い海に、20代前半から憧れていました。カタログ撮影のロケ地がタヒチに決まったと聞いたときは、「念願がかなった〜」とうれしかったです。私たちはタヒチの中でも、大物が出現することで有名なダイバーの憧れランギロアに滞在しました。
ランギロアは世界四大環礁のひとつ、周囲200kmを超える楕円形の大きな環礁です。その環礁の周りにダイビングポイントが多数あるのですが、中でも大物に一番出あえる、環礁の切れ目・外海との接点の外側にあるティプタ・パスというダイビングポイントを中心に潜っていました。
そこはドロップオフで、あくまでも青い、深い青の世界でした。バンドウイルカ、タイマイ(ウミガメの一種)、バラクーダの群れ、マンタ、イトヒキアジの群れ…。驚くほどたくさんの大物に出あえ、まるで夢のようなダイビングでした。
特に、私の身長をはるかに超えるシルバーチップシャーク、ハンマーヘッドシャーク、たくさん集まっていたグレイリーフシャークなど、様々な種類のサメに遭遇したことは忘れられない体験です。これまでハワイをはじめいろいろな海でダイビングをしてきましたが、これほどの大物達にめぐりあえる経験はありませんでした。
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ランギロア環礁のいくつもの切れ目を境に島(私たちはそう呼んでいましたが)ができているのですが、どの島にも、山はもちろんヤシの木より高い建物はありません。しかも人が住むのは、たった2島のみ。中心はアバトルという島で、空港や学校、村、滞在先のホテルキアオラ等があるだけの、都会の喧噪とは無縁ののどかな地です。
ホテルキアオラは藁葺き屋根の、天井の高いタヒチアンスタイルのコテージ。部屋のテラスに備え付けられたプライベートプールや、外に設置されたプライベートジャグジーでのんびりするのは最高でした。ベッドからもバスルームからも、目の前には地平線と透き通った美しい海が見え、部屋に寝転がりながらいつも美しいタヒチの海が見られるのです。滞在すればするほど居心地がよくなって、もー、自分の家にしたいくらいでした。
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