|
私は南の島が大好き! 学生の頃からマリンスポーツが好きで、ヨット・ウィンドサーフィン・ダイビングなどいろいろ挑戦してきました。バリやハワイなど、それこそいろんな南の島に行ったけど、タヒチだけには特別な思いがありました。結局、行かないまま40代を迎えてしまいました。20代の頃は「私をタヒチに連れて行ってくれるボーイフレンドは誰?」といつも思っていたほど(笑)。
タヒチに憧れていたのはゴーギャンの島だから。「大好きなゴーギャンの絵=私のタヒチへのイメージ」なんです。今回の滞在中、タヒチ島のゴーギャン記念館を訪れました。その時、私の目に飛び込んできたのは『我々はどこから来たのか、我々は何者なのか、我々はどこに行くのか』という題名の絵。これはまさに、私が大学に復学し、心理学を勉強したかった理由と同じ。「人間とはなんなのか」ということ。その答えは一生出ないかもしれない。でも答えが出ないからこそ人間は生きていく。タヒチで見たゴーギャンの絵が、私の思いとリンクしていたこと、それに感動し、静まりかえった美術館の中で感慨に浸りました。それはタヒチで最初に迎えた、最高の出来事でした。
|
 |
20代の頃から憧れていたタヒチに行くことを決意した最大の目的は、モーレア国際マラソン出場。20代の頃は誰かに連れていってもらおうと思っていたタヒチは、結局は自分で、しかも新しい挑戦が一つ加わって行くことに。マラソンは苦手だった私。でも憧れのタヒチでなら、と参加することを決意。昨年、12月から始めた練習のモチベーションを上げられたのも、タヒチだから。大晦日やお正月も「ゴーギャン待ってて!」と心で叫びながら細々と練習していました。初のマラソンはハーフを選択。まだ真っ暗な朝5時にスタート。南の島だし、外国の選手みたい(笑)に、どうしてもハイレグで走りたくて、ウエアを探しに探してタヒチの海を思わせるブルーのハイレグに。
スタート直後、深く青い夜明け前の空をくぐって進みます。最高に幻想的!5キロを超した頃、徐々に日が明けてきて気分も上々。何より感動したのは給水所。植物で飾り付けをしたタヒチらしい給水所と、ローカルたちの可愛いお洋服・笑顔には本当に励まされました。「ゆっくりでもいいから、絶対に歩かない!」と決めていたことを実現でき、一度も歩くことなく2時間38分のタイムでゴール!明るいタヒチアンのスタッフがゴールで貝のメダルをかけてくれた瞬間、涙がこぼれて止まりませんでした。
|