はじめてタヒチへ旅をしたのは10数年前。以来タヒチの魅力にひきこまれ、プライベートで、また取材ライターの仕事でと、タヒチ旅行は10回を越えました。
旅を重ねるうちに見えてきたのは、あのブルーからグリーンのあらゆる色調を見せてくれる驚くべき海の美しさとともに、海底からの隆起火山を抱いた島々の植物の豊かさ、美しさでした。そして、そこに暮らす人々の、自然と共生した充足感のある笑顔。
タヒチに滞在していると、心と体に満ちてくる不思議なエネルギーを感じます。
ここには海のみならず花や緑のパワー、そして古代から培われた人々の植物との切ってもきれない密接な関わりによって生み出された色や香りの美学、また薬用植物への蓄積された知恵があり、それらは今も変わることなく人々の日々の暮らしのなかに生きています。
花と緑のパワーに触れる旅―タヒチの新しい魅力を発見するそんなおどろきに満ちた旅の記録を、5回にわたりご紹介するリアル旅行記を、どうぞお楽しみください。
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鈴木海花(すずき かいか)
フォト・エッセイスト、エディトリアル・ライター。国内外の取材を通し雑誌、単行本、WEBなどに独自の視点から、植物をはじめとする自然と触れる楽しさを発信している。
タヒチの奥深い魅力にとりつかれて以来旅をつづけ、まだ知られていない当地の魅力を各媒体で紹介。著書に『和の小さくてかわいいもの』『チェコA
to Z』『よりみちチェコ−街と森をめぐる旅』『虫目で歩けば』など。朝日カルチャーセンター講師。雑誌Planted
WEB版『Plants+』に植物についてのエッセイ、NPO「むしむし探し隊」(養老孟司監修)のHP
に植物と小さな生きものをテーマにブログ連載中。
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