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文化

モノイ - ココナッツオイル

2,000年の間、モノイ(フランス語にとり入れられてmonoiという単語になりました)は、ヴァヒネ(タヒチの女性)が日常で肌と髪の手入れに使用していることから、彼女たちの美しさの象徴となってきました。

Le savoir-faire du Monoï de Tahiti
© Institut du Monoï

モノイという言葉は2つの概念から構成されています。モ(mō)は、残酷なありのままの自然な状態とは反対の、洗練された文明や理性を表します。ノイ(no'i) は、融合、混合、一体化を指す言葉です。このモノイ(mōno'i)という名の有名な「香り高いオイル」の伝統的かつ正統な調合には、貴重かつ極めて人気の高い素材を用い、先祖から伝わる古来の魔術的なジェスチャーも必要とされます。

そのため、南海のそれぞれの諸島では、神聖な儀式で使用されていました。この伝統的な美容製品は、治療・医療にも使用され、また取引の対象としても貴重でした。

モノイオイルは、ポリネシアの伝統を象徴するココナッツとティアレ・タヒチの花をブレンドして生成されます。ココス・ヌキフェラというヤシからとれる完熟したココナッツの実を乾燥させて絞りとったオイルがベースです。

ティアレ・タヒチ(タヒチアン・ガーデニア)は、アカネ科の小さな植物で、1年中咲いています。雪のように白い花と光沢のある丸みを帯びた深緑色の葉のコントラストが鮮やかです。その名前の通りタヒチ島を象徴する花であり、その独特の強く甘い香りは訪れる者を即座に魅了します。

モノイオイルは、午後に摘んだばかりのティアレを精錬したココナッツオイルに2-3週間浸して作ります。このオイルはタヒチのあらゆる家で毎日のように使用されるものです。例えば風呂あがりの赤ちゃんの肌に塗って寒さや乾燥から保護します。サーファーやダイバーたちは、海に入った後、塩分にさらされた肌が荒れないように水分補給をし、陽射しや強風から守るために使用します。鎮静作用と消毒効果があることから、日焼け止めにも使用されます。

モノイは古くから薬用としても使用されます。他の植物のエッセンスを加えると軟膏になり、マッサージや肌の治療薬として使用できるのです。この伝統的な調剤方法は何代にもわたって親から子へと受け継がれています。ですから大昔から、タウルミと呼ばれるモノイマッサージがポリネシアで行われてきました。ポリネシア人の伝統的な医療技術であるラアウ・タヒチ(タヒチの薬)の一部を成し、またポリネシア人の哲学や慣習における重要な要素でもあるタウルミは、身体、心、精神を同時に癒やすといわれます。タウルミは、身体に触れると同時にその精神性やエネルギーにも触れ、それらと対話するものです。マッサージで手を添え、人肌に触れることで何かを感じとるのです。

タウルミ・モノイの儀式は、現在最も豪華なスパのメニューになっています。青緑色のラグーンの真ん中で水面に全身を横たえ日光浴をしつつ、モノイオイルの香りに包まれ、達人の手によるマッサージを満喫する…そんなシーンを想像してみて下さい。

仏領ポリネシアは、そんな夢のような時間を実際に体験できる理想的な場所です。モノイマッサージの儀式を通じて、伝統的な技術と現代的な技術が組み合わさった、忘れがたい魔法のような体験を味わうことができるでしょう。

モノイ・ティアレ・タヒチの香りに酔いしれながら過ごす、まさに夢のようなひとときです。

モノイ・アディクト

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