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文化

手工芸品

それぞれの諸島で年に何回も開催されるイベントの展示品を見てわかるとおり、職人の手先の器用さは相当なものです。

Tout l'artisanat du bois et des tissus en Polynésie française
© Philippe BACCHET

編み物の技術は、帽子、鞄、籠、敷物などさまざまな品物に見うけられます。オーストラル諸島の女性は、タコノキ、ココナッツ、アシ、アエホの植物繊維での編み物技術に秀でていることで知られています。

創造性に富む島の女性たちは、工芸品や家の装飾として、「自然」という基本的な要素をこよなく愛します。自然を観察し愛でる心は、手編みの植物繊維を使用したり、または民族的情緒あふれる豪華なティファイファイやベッドカバーに現れています。家の内装のは、真の創造性の証です。今では年に一度ティファイファイの展示会が催されるようになりました。芸術的表現は、男性が作る木工品にも見られます。

ポリネシア人は、古くから伝わる幾何学的かつ象徴的な図形を、自らの直感に従って、トウ(ブラジルシタン)やミロ(ローズウッド)などの銘木に掘ります。この分野ではマルケサス諸島が特に秀でており、工芸品、槍、パズル、それに特別な食事を出す際にも使えるウメテ(深皿)などの素晴らしい作品を生み出しています。

火山岩、サンゴ、ときには骨を用いて多種多様な装飾品や、ペヌ(すりこぎ)などの道具を作る職人もいます。極めつけは真珠母貝で、磨きぬかれた貝殻の内側が虹色に美しく光ります。真珠母貝はその美しい陰影が好まれて、ダンスの衣装の装飾や宝飾品に使用されます。

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